パワーワードは大逆転『中学受験 大逆転の志望校選び 学校選びと過去問対策の必勝法55』 安浪京子

『中学受験 大逆転の志望校選び』

~学校選びと過去問対策の必勝法55~

著者:安浪京子

大逆転

安浪先生は、中学受験業界・界隈では有名な先生ですね。「授業料1時間2万円、なのに3年待ち!超人気家庭教師」という少々大げさなコピーがついてしまう先生です。これではTV 金曜ドラマ『下剋上受験』の徳川家でないと依頼することができませんね。少なくても我が家は無理です(苦笑)。

4月に前作の『中学受験6年生からの大逆転メソッド』をご紹介しました。『中学受験 大逆転の志望校選び』はその続編であり、最新作です。

ちなみに『中学受験6年生からの大逆転メソッド』は2019年度版が出版されています。こういうアップデートは◎です。 “パワーワードは大逆転『中学受験 大逆転の志望校選び 学校選びと過去問対策の必勝法55』 安浪京子” の続きを読む

勝者か?敗者か?はたまた? 二月の勝者 -絶対合格の教室- 第2巻 受験は課金ゲームです。

「二月の勝者 -絶対合格の教室- 第2巻」

作:高瀬志帆

第2巻

ついに出ました!第2巻です。帯には、挑発的に「受験は課金ゲームです。」と書いてあります。

第2巻は、第8講~第17講(第8話~第17話)になり、6年生「三月」のエピソードでまとめられています。各講が短く、セリフが少ないのであっという間に読み終わります。

ネタバレしてしまうとおもしろくなくなってしまいますので、印象的なセリフと感想だけを書きます。 “勝者か?敗者か?はたまた? 二月の勝者 -絶対合格の教室- 第2巻 受験は課金ゲームです。” の続きを読む

嗚呼、国語…(泣)への回答!? ふくしま式『国語って子どもにどう教えたらいいの?』 福嶋隆史著

「国語って子どもにどう教えたらいいの?」

著者:福嶋隆史

嗚呼、国語

国語をどうするか、それが問題だ」で書いたように、国語の読解は深く考えずシンプルに答えを導き出せればいいと考えるようになったものの、その導き出し方に関しては、試行錯誤の日々です。

受験本を同様に、国語の読解の本も相当数購入して読み漁りました。「中学受験 まんがで学ぶ! 国語がニガテな子のための読解力が身につく7つのコツ 説明文編 長尾誠夫著」のように的を絞ったシンプルなものから、これを全部マスターするのは難しいと思わせるものまで多種多様でした。 “嗚呼、国語…(泣)への回答!? ふくしま式『国語って子どもにどう教えたらいいの?』 福嶋隆史著” の続きを読む

下剋上受験 ドラマと書籍 軽やかさと重苦しさ

「下剋上受験」

著者:桜井信一

金曜ドラマ『下剋上受験』

金曜ドラマ『下剋上受験』は、TBSテレビで2017年1月から3月まで全10話で放送されたテレビドラマです。実際、ドラマをご覧になっていなくても、テレビCMや電車広告などで目にした方も多かったと思います。このドラマは、今やすっかり有名業界人になり、講演や執筆でお忙しい桜井信一(仮名)さんと娘さんの受験記に基づいて製作されました。 “下剋上受験 ドラマと書籍 軽やかさと重苦しさ” の続きを読む

【書評】医学で合格る勉強法

「医学で合格る勉強法」

著者:長井敏弘

紆余曲折

著者は、他人が言うのも失礼ですが、紆余曲折の人生を歩んできた方のようです。高校卒業後、浪人して大学に入学し、卒業後は公務員になったものの1年足らずで辞め、その後、土木作業員(日雇い)など数々の職業を経験したそうです。キャバレーの店員をしていた時に医師になろうと一念発起し、2年医学部受験に失敗したのち、27歳時に3度目の正直で広島大学医学部の合格を勝ちとったそうです。この時の勉強の工夫が、この本で紹介した各種の勉強法のスタートラインになっているとのことです。 “【書評】医学で合格る勉強法” の続きを読む