with コロナの世界での生活とICT教育

今はそれどころじゃないと言われそうですが、

下書きを追記・改変して“蔵出し”します。

緊急事態宣言

新型コロナウイルス感染症の流行、

そして、拡大にともない昨年4月に出された緊急事態宣言は

いったん解除されたものの

第3波にともなって2度目の緊急事態宣言が出されました。

 

今のところ休校要請がないため、こどもたちは通学が可能ですが、

少しでも体調不良の徴候があれば早退させられたり

兄弟姉妹が体調を崩したら

本人の体調が悪くなくても出席停止にされたり

クラスター対策のため出席/登校のハードルが高くなっています。

 

不要不急の外出自粛

私自身は緊急事態宣言中でも外出自粛とは無縁の生活で、

普段通り電車に揺られて通勤しています。

 

1回目の緊急事態宣言中は

テレワークや自宅待機できる企業にお勤めの方が多かったせいか、

電車は非常に空いていて快適に通勤していましたが、

解除後、当然ながら電車の混雑ぶりは元に戻ってしまいました。

 

今回2度目の緊急事態宣言では

少なくても私が利用している通勤電車の混雑状況は

宣言前と比較して変わっていない印象です。

 

マスク

夏はマスクをつけている部分だけ異常にテッカテカになって

部分熱中症の気分を味わいました汗(本当の…)

 

冬になるとマスク部分は寒さしのぎにはなりましたが、

眼鏡をかけているためレンズがくもってしまい

視界が著しく悪くなってこまっています。

 

耳にかける部分が擦り切れてしまい痛くなったこともありました泣

 

常日頃マスクを着用していることは

感染予防の観点からは良いことなので続けた方が良いですが、

何らかしらの工夫で問題が解決できないかといつも思っています。

 

ICT教育

現況の話はこれくらいにして、

今回、目の前の中学受験とは直接関係ありませんが

ICT教育について書きたいと思います。

ええ、もう食傷気味の方も多いと思います(;^ω^)

 

新型コロナ禍の休校中にこの分野で先行したいくつかの私立校は、

モデルケースとして(宣伝として⁉)

メディアへの露出が多かった時期がありました。

その時期は猫も杓子も!と言われても仕方がないくらい

ICT教育の流れがうねっていたのではないでしょうか?

こどもがただ家にいるわけですから、

その流れは当然と言えば当然でした。

 

緊急事態宣言が解除されて学校が再開してからは

ICT教育の報道はいったん下火になったと感じますが、

一巡というか、一周してしまったと言えるのかもしれません。

 

すでにICT教育が導入されている学校は

たとえ再び休校になっても問題なく対応できるでしょう。

実際、2月の入試に影響を出したくないという理由で

突然、入試前1週間在校生を自宅待機として

オンラインでの授業に変更した学校があると聞いています。

このような学校は万が一学校内でクラスターが発生したとしても

すぐに対応できるのは強みで、志望動機になると思います。

 

推進力

ICT教育の推進に関して異論がある人は多くないはずです。

休校時のICT教育に関して、子ども、生徒側のことを考えてみます。

 

国公立、私立を問わず、すべての生徒をICT教育の対象とすると、

最初のハードルは、ハードをすべての子どもにわたすことです。

誰にでも理解できますね。

 

たとえば、日本中の小学生、中学生、高校生全員に

iPadなり、Chromebookなりを供与(貸与)したとしましょう。

すでに購入済みの私立校の生徒にとって不公平であることや、

設定などを指導する人、会社の必要性はいったん置いておきます。

もちろん、供与(貸与)しただけで終わりではありません。

次なるハードルはそれを使用できる環境を

それぞれの家に構築することです。

これは携帯型Wi-Fiを持たせたり、

SoftBankがCMをしていたような

据え置き型のWi-Fiを設置したりすることで解決できます。

ただ、新型コロナ禍における通信過多で

無制限のプランが崩れたという話もありますので、

そう単純なものではないのかもしれませんが…。

 

もちろん、自宅があって電気が使用できることが大前提です。

それとて“ない”のでしたら、

行政が施設に保護するなど何らかの対応が必要になりますね苦笑

 

国民一人あたり10万円配布し、

10兆円をざっくりとフリーハンドで使用できてしまう政府なら

決して安くないですが決断ひとつで実行できるはずです。

国の将来を見据えて教育に投資できるか?

話はその一点に帰結しそうですが、

今の政府では実現の可能性はないと断言してよさそうですね苦笑 

親しいお友だちにPCメーカーの社長でもいたら

話は変わるのかもしれませんが…。

 

自分次第

たとえ、前記2点をクリアできてもそれで終了ではありません。

そうです。それこそが一番の問題。

こども自身の使い方です。

 

これまで長々と前提条件を書いてきましたが、

結局一番の問題はそこなのです。

(わかっている方が多いと思います)

環境を整えて、先生が素晴らしいコンテンツ(授業)を提供しても、

それを受けとる側の取り組む姿勢ひとつで

意味を持たないものになってしまいます。

受け取る側(生徒)の勉強をやる気、

授業を聞く気の濃淡は間違いなくあります。

せっかく環境を整えてもこどもによっては

無用の長物になってしまう可能性があるのです。

それに目をつぶることができるか、できないのか。

意味あるものにできるのか、できないのか。

自分のこどもを見ているとそう感じます汗(結局そこか!)

 

結果と展開

新型コロナが大騒ぎになり始め、

その有効性に関するエビデンスがなかった休校に突入した頃、

先陣を切るように「わが校はICT教育をすでに実施しています」、

「わが校は他校に先駆けて導入しています」、

…という文言を宣伝文句にしていた学校がいくつかありましたが、

教室とネット環境での授業の子どもたちの反応や習熟度の違いなど

経験やデータが蓄積されているはずですから

追跡取材、報道をお願いしたいですね。

 

われわれは惰性で(⁉)学校教育の“形”を踏襲してきましたが、

これまでの“形”から変えることを加速させた新型コロナ禍だった

(まだ過去形ではない…)と言う日が来るのかもしれません。

 

N高校(S高校も設置認可申請中)のような教育の形態が

新型コロナ禍以前よりすでに成立していますし、

未来の学校の“形”に関する議論が活発になってもよさそうです。

もちろん、最終的には学習するこどもたちの

学習意欲次第ということに帰結するのは間違いありません。

しかし、学習意欲を高める方法は議論されていますので

善後策は出てきそうです。

 

まとまらない話になってしまいましたが、

今回はこれまでにします。m(_ _)m

(F)

 

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