中学受験 ここからが受験の集大成! 今から入試までにやれること 中学受験 進学レーダー 2018年9月号 vol.5 みくに出版

今回は…

『中学受験 進学レ~ダー』 2018年9月号

特集 中学受験 ここからが受験の集大成! 今から入試までにやれること

予告どおり…

最新号、2018年9月号 vol.5がすでに発売されているのにもかかわらず、先日、2018年7&8月号 vol.4の書評をアップしました…(^^ゞ

その時点で2018年9月号 vol.5も購入していましたので、今回は遅きに失することがないように次号が発売される前にアップします。

…と思っていたら、本日15日が2018年10月号 vol.6の発売日でした(苦笑)。

中学受験 ここからが受験の集大成! 今から入試までにやれること

さて、いよいよ中学受験の仕上げに差しかかってきました。学校説明会やオープンキャンパス(オープンスクール)などを参考にして志望校もほぼ固まり(これから文化祭などで再確認する方もいらっしゃると思いますが…)、本格的に過去問で志望校対策を始める時期です。

みなさんご存知のように、中学入試の問題は学校によって傾向があります。過去問を見て、

「この学校の入試問題の傾向はうちの子に向いている(向いていない)」

ということがあります。超優秀層の子どもはどんな問題が出題されても対応可能なのかもしれません。しかし、ガン子のような“普通”の子にとって、過去問対策抜きには合格を語ることはできないと言えるほど、過去問対策は重要だと理解しています。

今号の進学レーダーは、『中学受験 ここからが受験の集大成! 今から入試までにやれること』として過去問の取り組み方を特集しています。

過去問の心がまえ

「過去問の心がまえ(記事)」は、日能研の先生にお話を聞く形の記事です。そのとおりだなと思ったのは、過去問は9月から取り組み始めて、頭の冴えている時間に実施するということです。頭の冴えていない時間だとケアレスミスなどで顕著に点数に(逆の意味で)反映されます。つまり、本番の試験で朝から頭を冴えた状態にするには、受験生は(早寝)早起きの習慣が必須でするということです。ガン子は典型的な夜型であったため、中学受験にあたってまず早起きの習慣をつけることから始めました。

算数、理科は弱点が見つけやすいというのもそのとおりだと思いました。一方、国語は記事にあるように弱点対策にはなりにくく、どういう作家、内容の文章が出題されているのかの確認や、設問から学校の意図を汲みとる作業になると思います。社会は頻出される分野や項目がある学校も多いので、その確認になるでしょう。

採点は子ども自身に任せると書いてありますが、たいていは自分に甘くなるはずなので、圧倒的に親が採点する派です(笑)。

過去問準備講座

「過去問準備講座(記事)」では、本番さながらの状況を作っておくことが重要であることが書かれています。当初、我が家では科目ごとにピックアップして過去問に取り組ませましたが、結局、本番と同じスケジュールで過去問を解かせるようにしました。そうなると週末などまとまった時間しか過去問に取り組めませんが、本人はその方が緊張感を持って取り組めるようでした。

過去問を解くのは、第1・第2志望校を2~3年分と書いてありますが(日能研の雑誌ですから少なめで…)、我が家では“傾斜”をかけた方がよいと考えています。

第1志望はさかのぼることができる年数だけさかのぼった方がよいと考えて、ヤフオクなどで古い過去問を購入しました。かなり前の年まで過去問に取り組むことで、どのあたりから出題傾向が変わったかが明確になって、取捨が簡単にでき、より意義のある志望校対策ができると思ったからです。

また、今はこういう傾向の問題は出題されることはないと思っても、その過去問を解いて合格最低点をクリアできたら、本人の自信につながります。逆にクリアできなくても、傾向が変わっているから気にする必要がないとポジティブに考えればよいのです。さらに、出来、不出来以外にこんなにたくさんの過去問をやった、やり遂げたという自信も生まれてきます。

過去問 進め方・ふり返り方講座 / 過去問のホンネ

「過去問 進め方・ふり返り方講座(記事)」は、単に正解、不正解を確認するのではなく、自分の解答を分析して、模範解答に近づけるためにするべきことを導き出す“ふり返り”の重要性を説いています。ふり返りなくして過去問を解く意味はありません、はい。

「過去問のホンネ(記事)」は、過去問に関するよくある相談Q&Aです。過去問に関する細かなことがQ&A式で書かれていますが、特に目新しい内容はありませんでした。

入学したらこんな感じ! 1クラス1日密着ルポ

ここからは特集記事を離れて…

「1クラス1日密着ルポ」は暁星中と東京女学館中です。

画像が多いので、私立中高一貫校がどういう感じなのかとてもイメージがわきやすい記事でした。生徒さんたちがみんな楽しそうでした。ガン子は我が家のはじめての中学受験生で、私は公立中高出身なので、私学の雰囲気がわかった気がしました。

これこそ、私学の“底力”

女子校アンサンブルでお話をうかがったことがある安田教育研究所代表の安田理先生による記事です

この中で安田先生は、三輪田学園を引き合いに出して、“学校のアピールだけで判断するのではなく、ご自分の目でしっかり「実力」を見極めてほしいと思います”と心にズキッと刺さる言葉を述べています。

ガン子は三輪田学園とは縁がないと思いますが、同じく女子校アンサンブルでお話をうかがった三輪田学園の校長先生は非常に印象に残っています。名前や偏差値、進路実績だけでは計り知れない学校の実力が見極められるように親も努力しなくてはいけないと痛感しました。

 

今号で気になった記事は前号とは異なる連載記事でした。受験雑誌は、我が家のような自宅学習組にとって、自分たちが日々していることが正しいのか、間違っているのか、あるいは、立ち位置を確認するために必要なツールだと考えています。

(F)

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