「国語をどうするか、それが問題だ」
国語のハードルの高さ?
国語(中学受験の)は母語の教科ですから、小学校の勉強だけで
「特別な勉強をしなくてもなんとか対応できる!」
と考える人は・・・さすがに中学受験界隈にはいませんね(笑)。
もちろん、小学校の国語の勉強は基礎として不可欠ですが、それとは別に中学受験用の勉強もキッチリする必要があることをガン子が受験することになって知りました(汗)。
ガン子は勉強時間の大部分を算数に時間を割いていたので、国語に時間が取れなかったことも一因だと思いますが、塾なし・自宅学習している中で、国語は他の教科にくらべて勉強の仕方の「正解」(=点数・偏差値に結びつくという意味)がわからず、まさに手探り状態でした。
国語は通塾してしっかり勉強しているつもりでも、なかなか点数・偏差値の上昇が見られないケースもあるようです。つまり、国語は、算数のように「技」を駆使して簡単に解くようなテクニックはなさそうで、他の教科より単純にはいかず、長い目で地道な積み重ねが必要(という印象を持つ)ことが最大の難点だと思っていました。
中学受験における国語
そもそも各人の国語の力ってどういう尺度で評価されるのでしょうか?理解力?論理力?語彙力?それとも他の力?それらすべて?教師でも国語講師でも教育評論家でもない私には明確にお答えすることはできません。自分なりに答えをいろいろ考えてみましたが、結局よくわかりませんでした。それが私の知的レベルの限界です(汗)。
中学入試では、難関校でなくても子どもが絶対読まないような説明・論説文の問題が出題されます。ガン子が苦手な内〇樹先生のような文を小学6年生が100%理解することは不可能です。おそらく、大人でも結構難しいでしょう。ならば、出題者は何を考え、何を意図してその文を提示して問題を出題しているかを考えた方が適切ではないかと考えるようになりました。つまり、
「入試で求められる国語力ってなんぞや?」
というような難しい命題からわざわざ考える必要はなくて、もっと単純に
「設問を正確に読み取る力」
「設問に答える文章力」(ある程度の語彙力を含む)
があれば良いではないか!と考えるに至りました。
「結局、問題が解ければいいじゃん!」
ということです(苦笑)。
いざ!国語!
国語を単純に考えるようになっても、物語文なり、説明・論説文なり、随筆文なりを読んで“それなり”に理解して答えを導き出さなければいけないので、“それなり”の語彙力が必要になります。中学入試では漢字は覚えた分だけ点数に直結しますので、確実にこなし(*1)、漢字以外にも四字熟語、慣用句、ことわざも出題される学校がありますので失点しないように勉強しました(*2)。
さて、本題(問題!?)は読解です。はい、読解です。ええ、読解です(笑)。
読解をどうするか?中学受験国語の読解の本や問題集は、本当にたくさんの種類が出版されています。自分なりの答えを見つけるために、サイトを検索したり、書評でアップした中学受験本と同じくらい国語の読解の本を購入しましたので、今後、少しずつ紹介していければと思っています。
*1 『漢字の書き取り』
(F)