「中学入試にでる順 四字熟語・ことわざ・慣用句」
編集:中経出版
漢字の書き取り再び…
すでにアップしたように、ガン子の受験勉強で漢字の書き取りに関しては、日能研ブックスの『漢字マスター1095題 4年』、『同5年』、『同6年』をキッチリできることを目標にしました。しかし、『漢字マスター1095題』シリーズは、三字・四字熟語、同音異字、同訓異字などが弱いので、その部分を『SAPIX 漢字の要』で補強するようにしました。
『SAPIX 漢字の要』1冊ですべてをカバーできるのでは?
おっしゃるとおりです。しかし、『SAPIX 漢字の要』はご覧になった方はわかると思いますが、大人でも「えっ?」という漢字が結構収載されています。つまり、難関校向けの本でガン子には難しすぎることと、当時考えていた数校の志望校の過去問を確認したところ、そのような難しい漢字は出題されていなかったので、使い分けをするという判断に至りました。
カタカナ語・ことわざ・慣用句・四字熟語・故事成語…
それらとは別に、ことわざ・慣用句に関しては、「国語の読解は語彙力で決まる!?」にアップしたように予定と予定のすき間時間で読むために『小学生まんがカタカナ語辞典』、『マンガでわかる!10才までに覚えたい言葉1000』の2冊を使用しました。
これら2冊はあくまでもすき間の時間用で、パッと見ることができるマンガを使ったものでした。しかし、マンガを使ったものは導入には良いと思いますが、ある程度覚えてくるとマンガがいらなくなってきます(そうなってきたらこっちのもの!?)。
いつでも簡単に勉強できるように単語帳を作ることも考えましたが、ちょうど良さそうな本を見つけました。
中学入試にでる順 四字熟語・ことわざ・慣用句
『中学入試にでる順 四字熟語・ことわざ・慣用句』は、過去10年間(2005~2014年度)、約200校で出題された四字熟語・ことわざ・慣用句を分析したうえで、よく出る500語をえりすぐって、「でる度5~1」に分類している本です。2015年発行なので2014年度までのデータになりますが、各項目ごとに出題校も明記されています。この本に採用されている学校(出題校)は、難関校から中堅校までといったところでしょうか?
見開き1ページに5つの項目になっていて、右ページは問題、左ページは答えと簡単な解説になっています。サイズが小ぶりで、答えを隠す赤い下敷きが付録でついているので、移動の時など使いやすいと思います。もちろん、単語帳ほどコンパクトではありませんが、この本を見つけて単語帳を作らなくてすんだのでとても助かりました。
(F)