決断
2020年中学入試6日目が終了しました。
7日以降は受験できる学校はあまり残っていませんから
事実上、首都圏の中学受験は終了と言ってよさそうです。
そうなると受験生、ご両親にとってまさに決断の時期になります。
合格でも、不合格でも悩みは尽きません。
期日
早々に合格を勝ち取り、すでに決断を下し、
入学金の納入が済んでいるご家庭も多いと思います。
一般に入学金の納入期日は短い期間で設定されていますので
決断しかねている場合でもいつまでも悩んでいる余裕はありませんね。
わが家が経験した学校のひとつは
合格発表2日後が入学金納入の期限でしたから
合格を前提に入学金をすぐに納入できるように
あらかじめ資金的な準備をしておく必要がありました。
勝敗
自分も「合格を勝ち取る」と入試を勝ち負けと表現してしまいますが、
それでは不合格は本当に負けたということなのか?
ちまたには合格しなければ受験した意味がないという方もおられます。
もちろん、不合格より合格の方が良いに決まっています。
しかし、現実的には全員合格というわけにはいきません。
(定員があるので椅子取りゲームに例えられますね)
成果
では、不合格になったお子さんと、
その両親がしてきた努力は無駄だったのか?
と言えばそうではないと思います。
努力は誰にでもできると思いがちですが、
大人でも努力し続けることはとてつもなく大変なことですから
(三日坊主という言葉がありますね苦笑)
小学生が何年も努力したという事実は大変な成果だと思います。
ですから、たとえ受験した全校不合格であっても
その後の人生にその経験(成果)を少しでも生かすことができたら
とても有意義な受験だったと振り返ることができるはずです。
(F)