6年生からのゆるふわ受験

 

6年生からの中学受験

ニュースや記事を巡回していたら

数日前のプレジデント・オンラインに

小4からの「ガチ受験」より小6からの「ゆる受験」が向く子の条件

という記事がありました。

さて、その内容は中学受験に向く子、

向かない子の話に持ち込む流れような、ないような…。

今回はこの記事の流れを追いつつブログ記事を書きます。

 

第3次中学受験ブーム到来

ツイッターでリツイートした記憶がありますが、

森上教育研究所によると、今年(2020年)2月1日の首都圏の受験者数は

4万1308人(2020年2月13日修正値)だったそうです。

少子化が進んでいるにもかかわらず、

第2次中学受験ブームと呼ばれた2007年の4万3716人に迫る数字で

第3次中学受験ブーム到来(⁉)と言われています。

しかし、来年(2021年)は今回の新型コロナウイルス感染症の影響により

金銭的理由で中学受験を断念する家庭が出てきそうです。

(「受検」が増える可能性があるかもしれませんが…)

 

中学受験は教養と学習習慣が身につく!?

ガン子の中学受験を決断した際、

本人の意向に沿うようにしたこともあってわが家には

「大学進学でラクさせたい」「高校受験の選択肢が少ない」、

「地域の中学校に不満や心配がある」という理由はありませんでした。

それではわが家おいて『中学受験のメリットは何か?』

(メリットではかることができないものがあると思いますが…)

この記事にある「教養が身につく」には疑問符がつきますが(^^ゞ

「学習習慣が身につく」はあると思います。

わが家では受験決断前と決断後の差は歴然でした。

自らの意思で受験を決めたわけたこともあって

つらかったりいやだったりした場面はあったと思いますが

それまで宿題しかしなかった勉強を淡々と続けました。

 

勉強嫌い誕生のリスク

「学習習慣が身につく」の陰にはこの記事にあるように

「勉強嫌い誕生のリスク」があるには同意します。

日常生活や会社生活で大人でも気が乗らない時や、

結果が出ない時は多々あります。

もちろん、これは子どもも同じです。

そんな時に「勉強しろ」と口うるさく言われ、叱責されると

元々は違っても一気に勉強嫌いになることは想像に難くありません。

子どもをほめて伸ばすという話はよく出ます。

基本的にそのことに関して異論はないのですが、

子どもによってはほめてばかりでは悪い意味で調子に乗る子がいますから

個々のさじ加減が難しいと思います。

結局は子どものことを一番よく知っている親のさじ加減になりますね。

 

そして、発達段階からの高校受験の話

この手の話ではいつもの話題になりますが、

「自ら計画し、勉強をこなす」ことができる子は

中学受験向きであることは間違いないと思います。

そういう子は中学入学後も勉強で苦労することはなく、

大学受験まで順調に進んでいく可能性が高いはずです。

逆に、「自ら計画し、勉強をこなす」ことができない子は

子どもの発達を待って高校受験を目指す選択もあり、

自分の子どもを見ていてもその見極めはとても重要に感じます。

 

小6からの1年間の塾通いで「ゆる受験」

最後にこの記事では、

たとえ中学受験向きではなくても(⁉)小6からゆるく勉強して

そこそこの中高一貫校の合格を勝ち取るという「ゆる受験」を

ひとつの受験方法として提示しています。

「ゆる受験」で入学した学校で頑張って

良い(⁉)大学を目指しましょうということです。

ただし、その場合でも学校選びは子どもの意思を反映させないと

入学後の伸びは期待できないかもしれないとのこと。

現実路線での落としどころと言われてしまいそうな受験ですね。

しかし、結局は子どもの進路はひとつではなく、

親は固定概念や見栄などにとらわれずに

子どもと向き合って子どもに合った進路を見つけていく

当たり前だけど忘れがちなことを思い起こさせる記事でした。

(F)

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