【書評】小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子 6年生で必ず成績の上がる学び方7つのルール

「小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子 6年生で必ず成績の上がる学び方7つのルール」

著者:akira

アメブロ

更新頻度が落ちていますが、熱狂的な支持者(支持母?)が多いアメブロ「日能研の歩き方」のakira先生の著作です。amazonのカスタマーレビューではおおむね良い評価を得ている本です。

akira先生はノウハウにこだわり続け、ご自身の教室の実績を上げてきたそうです。我が家がある地方都市には日能研がないので、日能研のノウハウの一端をのぞいてみたくて購入しました(ただし、本書は塾の総意ではなく、個人の見解との断りがあります)。 “【書評】小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子 6年生で必ず成績の上がる学び方7つのルール” の続きを読む

【書評】受験のプロが教える中学受験 親・子・塾の“三位一体”合格法

「受験のプロが教える中学受験 親・子・塾の“三位一体”合格法」

著者:櫻井頼朋

乱読

これまで何回も偉そうに書評を書いていますが、少しでも多くの情報が欲しくて乱買・乱読した本を振り返っているのが現実です。子どもの成績や状況などによって本に何を求めるかが変わってくるので、同じ本を読んでもある人にとっては有益なことが書いてあったと感じても、別の人には全く役に立たなかったということもあると思います。我が家は地方都市で塾に通わず受験勉強をしていて、とにかくさまざまな情報が乏しかったので、何か良い情報があるかも・・・と後先を考えずに次から次へと買い物かごに入れてしまったため読むのが大変でした(汗)。 “【書評】受験のプロが教える中学受験 親・子・塾の“三位一体”合格法” の続きを読む

実力診断テストとその後

春期講習の授業の後に、ガン子のために塾長先生が試験問題を用意してくださり、国算社理の4教科を受けてきました。

本人曰く、「どれも見たことがある問題だったからすごくできなかったわけじゃない」とのことでしたが「理科は音の速さがどれくらいだったか忘れちゃって解けなかったー」と言っていました。

後日、塾長先生から連絡をいただきました。

要約すると、算数は比較的出来が良かったが理科と社会は到底受験レベルではないので、首都圏の中学受験をするのであれば個別授業で1からやらなければダメだということでした(どの科目も点数は教えて下さらなかったので、どれほど出来が悪かったのかは分かりませんが…(^^ゞ)

「今の学力では首都圏の私立中学校の受験は厳しいので、できれば週5コマは通っていただいて、そのうちの2コマは算数、あとは国語、社会、理科を個別指導します」「それだけでは足りないので宿題をたくさん出します」「首都圏の私立中学校の受験対策は、この教室では私しか教えることができないので私が指導します」と言われました。

週5で個別の料金って…と思っていると、「週5が難しければ、週4コマで算算社理で個別指導と言うのもありかも知れません」というお話だったので、料金について見積もりをお願いしました。

先生が算出した見積もりではざっと週4~週5で5万6千~7万円!!

「ちょっと金額的に厳しいです…」

と正直にお話ししたところ、先生は「もう少し良い方法がないか考えてみます」とおっしゃって下さいました。

そこで後日先生が提案してくださったプランは、「○○校(自宅からは少し離れた別校舎)では私国立中入試対策クラスが開講されているので、比較的出来が良い算数はそこでグループ指導が受けるというものでした。理科と社会に関しては学力不足であちらでは引き受けてもらえないということだったので、私が個別指導します」と言うものでした。

料金も以前よりは抑え目になったとはいえ、かなり現実的ではない金額…。私国立中入試対策クラスで引き受けてもらえないほどの理科と社会の出来の悪さって…!?国語はいつの間に指導科目からなくなったの!?

と、つっこみどころは満載でしたがお返事は保留にさせていただいて家族会議にかけることにしました。

算数だけでもグループ指導が受けられるのは嬉しいものの、ガン子には2つの校舎を掛け持ちすることが、親にとっては少し遠い校舎への送迎のことが負担になること、また、費用の面でも踏ん切りがつかないこと。

そして、一番の問題は何よりもガン子は塾長先生とはあまり相性が良くないと感じているようで、それまでは他の先生の指導もあったので我慢していたものの週に何コマも個別指導されるのは嫌だということ。

我々の住む地方都市で首都圏の中学校を受験する子はほとんどいないため(同じ小学校には少なくとも一人もいない)、塾でのグループ指導で同じ授業や模試を受けることによってライバルを意識できたり、試験の雰囲気を感じることができるというメリットがあると考えていました。

なので算数だけでもグループ指導に通えるというのは嬉しかったのですが、社会と理科が通えないのは…。

そしてやはり塾で過ごすのはガン子で、受験までの非常に大切な時間を預ける塾の先生との相性は最重要で、この塾で指導を受けるのは最善ではないと判断して退塾という決断に至りました。

4月11日、首都圏受験(2月1日)まであと296日。

 

 

受検か受験、地方か首都圏、それが問題だ!

相変わらず時間を有効に使わず、のんびりマーペースに過ごすガン子に、このままでは公立中高一貫校の受検は難しいのではないか、というテーマで親子会議が進む中飛び出したガン子の「関東の私立中学校を受験したい」発言。

地元の公立中高一貫校を目指していたはずなのになぜ首都圏の私立中学校なのか…。ガン子は東京出身で4歳まで東京に住んでいましたが、当時の記憶はおぼろげで戻りたいという意識はないようです。

よくよく話を聞いてみると

・女子校に通いたい

・首都圏の私立中学校に漠然とした憧れを抱いている

・地元志向の強い公立中高一貫校に進学して、大学までこの地方都市で過ごすことになるのは嫌だ

そんな理由があるようでしたがはっきりとしたことは言いません。ガン子本人にも明確な理由はなかったのかもしれません。今思えばたぶんそうなのでしょう。それでも「絶対に受検勉強は続けたい」と言うことと「首都圏の私立中学を受験したい」という2点は譲りません。

どうにも着地点が見えてこないので、「公立にしても私立にしても、受検/受験するなら勉強はしなければならないから、まずはE光ゼミナールの塾長の先生にお話ししてみて、それから一緒に考えよう」ということでいったん家族会議は終了しました。

すぐにE光ゼミナールの先生に電話し、面談の日程を組んでいただきました。

率直に子どもの希望である首都圏受験の話をすると、塾長先生は、「ガン子さん、算数は計算が遅いです。クラスでもビリの方でしょう。ノートを取るのも遅く、実力が及ばないので首都圏なら中学受験ではなく高校受験に切り替えたらいかがですか?今から首都圏の私立中学の受験は厳しいでしょう。まじめにコツコツとは勉強しているようなので、中学で実力が伸びるかもしれませんので…」というお話をされました。(中学受験をしたいと言いに来たのに高校受験しろと言われるとは思わなかった!!)

それでも本人が首都圏の中学受験を希望していることを重ねてお伝えしたら、東京の城東地区から地方都市に流れ着いた(!?)塾長先生は、キレ気味に「じゃあ、受験したらいかがですか!?」と返答してきました(苦笑)。

「お父様、お母様は首都圏の受験事情についてご存知ですか?」と聞かれ「私は昔中学受験してますが…今、いろいろと勉強中です」と答えたところ、「お母様が受験なさった頃とは違うんです!」と、間髪入れずおっしゃいました。

「1年前のものしかありませんが…」と、首都圏中学の偏差値表を提示しながら、まあ、娘さんの今の実力なら、このあたりですかね?的に、M中、N中、W中という3校を具体的に出してきました。確かにガン子のデキは良いとは言えないかもしれません。が、統一模試も公中テストも塾内ではそれなりに頑張ってきたと思っています。それなのに偏差値表の最下層の学校を提示されたことに思わず、「この辺の学校ならば中学受験しても意味がない」と応酬してしまいました。時間も作らずマイペースに過ごすガン子にイライラしながらも、一緒に勉強してきた日々を思いだし、ここまで言われてしまうガン子が不憫でなりませんでした。

(そのとき使用した偏差値表。偏差値40-45に青いラインが引かれています。頑張ってこの辺を目指しましょう、というお話でした)

この言葉がさらに塾長先生を怒らせてしまったのかもしれません。

「まずは塾で用意する試験で実力をはかってみましょう」と提案され、すぐにガン子は試験を受けに行きました。

【書評】有名中学に合格した子の親がやっていること

「有名中学に合格した子の親がやっていること」

著者: 吉田たかよし

著者

元NHKアナの医師というより,難関校を目指していない(目指せない汗)受験生の親にとっては、灘校→東大→東大院→・・・という経歴がまぶしい先生です。(キャラ的にはもともとちょっと苦手・・・)

中学受験は子ども3割・親7割

「中学受験は親が9割 / 西村則康」、「受験は母親が9割 / 佐藤亮子(佐藤ママ)」のようなキャッチ―で極端な割合よりは控えめな「中学受験は子ども3割・親7割」と述べています。 “【書評】有名中学に合格した子の親がやっていること” の続きを読む