今回は…
「小学6年生の夏休み」
最近、すっかり更新が滞ってしまいました(^^ゞ
夏休みは中学受験の天王山というくらいなので、ガン子の小学校6年生の夏休みの過ごし方を書いていこうと思っていたのですが…
夏休みが終わってしまいました!!(゜-゜)
首を長くして待つ
ガン子は首都圏の中学受験の勉強を本格的に始めたのが、小学校6年生になったばかりの4月だったので、夏休み前までは勉強時間の7割くらいは算数に時間を割いてきました。
そのため、その他の3教科は成績の伸びもイマイチでしたが、そこは焦る気持ちをおさえ、「今は算数だ」という父の声を信じて、長く時間の取れる夏休みを待っていました。
夏休みの理科
私、母は理科と算数を担当していたので理科についてしか書くことができませんが、ちょっとだけ夏休みの勉強について書いてみたいと思います(今さら感が満載ですが…)。
理科は、ご存知のように物理、化学、地学、生物の4分野に分かれており、主に暗記することが多い(必ずしもそうではありませんが)地学、生物は模試の前に付け焼刃で暗記させてきましたが、物理の力学、化学の計算問題については少し時間をかけて勉強させたいと思っていました。
理科と社会は、進研ゼミの中学受験講座で毎月勉強していたことにはしていたのですが、時間をかけることができなかったため、ガン子の理解度という意味で消化不良の部分が多くあり、どうしたものかと考えていました。
特に大きくつまずいたのが「浮力」でした。
中学受験講座
中学受験講座は解説がとても詳しく、図や写真が多いのでガン子のように頭が固い子どもには最適な教材なのですが、その詳しすぎる説明にそって勉強していると分かったつもりになっただけで、ワーク(中学受験講座の問題集)をやらせると壊滅的状況!!ということがよくあるのです。
塾に通っているお子さんでも、塾で習った時は分かっていたのに自分でやろうとすると分からない…なんてことがあるのではないでしょうか?似たような状態です(^^ゞ
そして、解説が詳しすぎる?のか、説明が回りくどく、浮力に関しては中学受験講座では全く理解することができず、問題もほとんど解けませんでした。
本人の中でも、もう浮力は無理だ…とあきらめが生まれてしまっていたようでした。
化学
化学に関しても、中和や燃焼の計算などで心が折れかかったガン子は、それらに関して半分ほどシャッターを下ろした状態だったのですが、とりあえずそれは仕方がないと思い時間が取れる時まで放置しておきました。
そんなわけでガン子の理科は積み残しが山積みになっていたので、夏休みは理科をやる!!と決めていました。
『中学入試 理科 塾技100 (文英堂)』
理科は『中学入試 理科 塾技100 (文英堂)』を使っていたので、ここに載っている100単元を分野ごとに分けてスケジュールを組みました。
ご多分に漏れず思ったようには進まないのですが(^^ゞ、ガン子は理科が嫌いではなかったので、夏休み中に積み残していた課題をやりきることができました。
その結果、苦手だった浮力はむしろ得意といえるほどできるようになりました。滑車やてこ、女の子は割と苦手意識を持つことが多いと言われる物理分野を克服できたことは、後々非常に良かったと感じました。
化学に関しては夏休みが終わってもすぐにぐんぐんできるようになったわけではなかったのですが、夏休みに勉強したことが最終的に受験直前の爆発につながったと思っています。
出会い
ガン子が夏休みに苦手を克服できるよう、夏休み前に母は首都圏の中学入試なんて眼中にない地方都市の書店で、いろいろな本を手に取ってガン子に合いそうなものを探し、これだ!!と思う本に出会っていました。
それはまた後日、詳しく書いていきたいと思います。
スケジュールどおり
そんなわけで、ガン子の夏休みは朝6時半起床、いつもの漢字と算数のルーチンワーク、午前中は中学受験講座と、1学期に勉強した算数の復習と演習問題、時間が余ればお昼ご飯の前から理科を始めて、お昼ご飯後から夕方まで理科、夕食前後から社会、時間があれば国語、23時半就寝…
という感じで、毎日毎日同じことを繰り返していました。
旅行や遊びの予定はなかったのですが、ガン子の強い希望で1日だけ日帰りで世界遺産に観光に行きました。
その後、模試でその問題が出たのに答えられなかったガン子は父から大目玉をくらうのですが…(--〆)
夏休み後にはみんな成績が伸びるよ、とか、夏休みの過ごし方で大きく変わる、とよく言われるのですが、私の感想としては毎日毎日同じように過ごし、淡々と理科の苦手を潰す作業をしていたので、本当にこの過ごし方で良かったのか??もっと算数と国語に時間を割いても良かったんじゃ…と不安も残りました。
夏休みの成果が表れるのは、9月以降の模試ですね。
もし、その時伸びていなくても、焦る必要はないと思います。夏休みにやることをやって過ごせたならきっとその成果はのちのち現れるはずです。