「朝のルーチンワーク その1」
久しぶりの登場(^^ゞ
すっかり父による『受験本の書評ブログ』のようになってきていますが(^^ゞ、久しぶりに母による投稿です。
父に、「とにかく算数に時間を割くように」と言われていたため、ガン子が家にいる時間のほとんどは母と算数の勉強をして過ごしていました。その間、父は受験本を読み漁り、少しでも受験に有意義な情報を得ようとしてくれていました。
変化のない毎日の中で時間を意識する
私たち家族は塾なし首都圏中学受験を決意しましたが、日常生活は大きく変化することはありません。中学受験講座を中心に勉強を進めていきました。
ガン子は毎朝6時45分に起床し(何度目覚ましをかけて自分で起きなさいと言っても絶対に出来ないので母が起こします(-“-))、朝食をのんびり20～30分かけて食べます(横では母が「早くしなさい!!」と何十回も吠えます…)。
そして、7時15分頃から母と二人で勉強机に向かい、中学受験講座に毎月ついてくる『計算と一行問題 ぐんぐんドリル』を解きます。これは5年生の教材から毎月送られてくる付録の薄い小冊子で、1日5問、30日分の問題が掲載されています。5問のうち3題が計算問題、2題が図形や文章題になっており、間違えてはいけないようなとても基本的な問題ばかりです。これを5分以内で解くように心がけました。
これまであまり勉強法について書いてこなかったのですが、問題を解く上では時間を意識させることを優先しました。そのために必ず手の届く場所にはタイマーを用意しました。100均の安い物ですがこれは必須アイテムです!!
『サピックスメソッド 漢字の要 ステップ1マスターブック』
そして、これを一緒に答え合わせし、次に高速漢字をしていたのですが4月中に4～6年生の3冊が6周目を終了し、間違いも少なくなってきたことと、『日能研ブックス 漢字マスター1095題』は四字熟語、同音異義語、同訓異字が弱いと思ったので『サピックスメソッド 漢字の要 ステップ1マスターブック』を購入しました。それがこちら。
『漢字の要』は、入試問題を徹底的に分析して(難関校ばかり!?)、頻出漢字を厳選しているのですが、問題のすぐ下に赤字で答えが書いていることが最大の欠点です。『日能研ブックス 漢字マスター1095題』は解答が外れるので、すべて親が持って管理できるのが便利でした。
ガン子は真面目で正義感が強い子どもなので、こっそり答えを盗み見て…と言うことはしないと思っていましたが、父の受験本の知識によると「どんな子でも答えを見る!」と言うことだったのでどの問題集も答えは親が管理をしていました。
コピーしてガン子オリジナル化
『漢字の要』は赤い下敷きが付属していて、それで隠すことは出来るのですがとても不便ですし、すぐに答えが見えてしまいます。そこですべてのページをコピーし、答えの部分を切り取った『ガン子オリジナル 漢字の要』を作成しました。上の画像と同じページのガン子オリジナルがこちら。
(6回連続Ｘがあります(^^ゞ)
『漢字の要』には『漢字マスター1095題』に載っていない漢字がたくさんあるので、これまでよりぐっと正答率が下がり、ガン子のモチベーションが下がりました。ここまで必要かなぁ？と思う漢字も多々あり(母は恥ずかしながらタンペイキュウなど聞いたこともありませんでした(^^ゞ)、何度も途中でやめようと思いましたが、父の強い反対にあい朝の日課からは外しませんでした。父は、漢字の勉強は裏切らない、覚えただけ点数になると考えていたようです。
時間管理に介入する
だいたい『漢字の要』に取り組んでいる最中、7時40分ころ近所のお友達が迎えに来てくれるのでここで朝のルーチンワークは終了です。
これが夕方、学校から帰ってきた後も朝の分が残っていると時間がどんどん押してしまってとても厄介なのです。そこで、ガン子には「お友達と一緒に、早い時間に学校に行くのはやめるか、行くのを遅い時間に変えてもらうかしなさい」と言いました。すべて今までと同じまま、首都圏の中学受験を目指すのは無理なんだよと言うことも話しました。
すると、ガン子にしては珍しくすぐに行動に移し、「あすからは8時に迎えに来てくれることになったよ」と報告してくれました。これで朝の時間を20分多く確保できました。
とにかく、ガン子は絶対に自分のペースを崩さずマイペースで、時間を作ることができないので時間の管理は親がするようにしていました。
塾に通って、自分で計画を立てて勉強し、高い偏差値をたたき出す子どもたちはガン子とどう違うのかよく考えることがありましたが(昨日のブログを見ると、父も同じことを考えていたようです…)、限られた時間の管理の的確性と言ったところから違うのだろうなと感じています。
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