第5回 日能研全国公開模試 (第2回 志望校選定テスト)

『第5回 日能研全国公開模試 (第2回 志望校選定テスト)』

 

一喜一憂

6月中にアップしなければならないなと思いつつ、7月になってしまいました…。第5回 日能研全国公開模試 (第2回 志望校選定テスト)の結果の話です。

前回の模試、つまり5月の第1回 志望校選定テストでは4月の模試と比較すると、4科総合では偏差値的にはほとんど変化はありませんでしたが、それまで50以上だった算数の偏差値が48になり、勉強時間のほとんどを算数に割いてきた母としては大きなショックを受けたことを書きました。

朝のルーチンワーク

でもまぁ、偏差値なんて5-10くらいは変動するものと父に言われ、気を取り直してその後の1か月間もひたすら算数に時間を割いてきました。

朝のルーチンワークである『中学受験のための1日5題 まいにち算数』は相変わらず時間もかかり、ジャンプや関連問題の段階(この問題集はホップ、ステップ、ジャンプの3段階と、各分野の関連問題で構成されています)で必ずつまずきます。ホップ、ステップがスムーズに進むかと言うとそういうわけでないことが多いです。

それでもこの先1周目が終わり、2周目、3周目と続けて、計算、特殊算、図形の解き方のパターンが見えてくれば必ずガン子の力になるはずと確信していました。

お手製図形問題カード

ガン子がお友達と交渉してひねり出した朝の貴重な時間です。『まいにち算数』以外にも図形をやらせようと考えていました。図形は意外と普段の勉強では多くの時間を割くことができなかったので、朝に何題かできればいいなと思っていました。

下の写真の下部、赤いカード2枚は『算数 プラスワン問題集 中学受験』望月俊昭 東京出版に掲載されている図形の問題です。まずはこの問題集の図形の部分をすべて拡大コピーして、1問1問色画用紙に貼ってカードにしました。裏には対応する問題の解答を貼ってあります。裏に貼っておくと答えを子どもが答えを見るんじゃない!?なんて心配は無用です。隣にずっと張り付いていますので(^^ゞ

カードは問題集ごとにまとめて写真のようにカードケースに入れてあります。母が良いと思った図形の問題集や模試の問題などからカードを作り、最終的にカードケースは5つになりました。カードにするための色画用紙とカードケースは、たまたま100均でちょうどいい大きさのものを見つけました♪

これは『算数 プラスワン問題集 中学受験』から作ったカードですが、有名な問題集ですね。(私はこの問題集を勝手に「コンビニ問題集」と呼んでいました。コンビニの商品のようにそれぞれの商品の数は少ないものの問題のジャンルがとても豊富だからです。)

そして母が大事だと思う問題を選んで5~6枚(問題の難易度によって問題数の多少を変えていますが)毎朝ガン子に渡します。図形は補助線などを書き込みをしないと解けないと思いますが、カードに記入されてしまうとまた使えなくなってしまうので、選んだ問題の図形を母がフリーハンドで「図形ノート」に描いておきます。(ガン子は写真のノート上部にあるような絵やコメントを自分で書いてちょっと息抜きしていたようです(^_^.)

いいかいよくお聞きよ、大事なことさ、見かけで決めちゃいけないんだよ♪♪

機関車トーマスに登場するテレンスのお話の回において流れる曲の歌詞ですね。

話が飛んでしまいましたが、フリーハンドで描いていたのは、ガン子に「見た目」で解いて欲しくないと思ったからです。これまでも角度を求める問題で、見た目で勝手に「正三角形!」「90°!」と言うガン子に、視覚でダマされちゃだめよってことを知って欲しかったのです。

例えばこの問題。某模試の理科の問題です。

棒③は65㎝で、(3)の問題で(ア)の長さを求めさせています。

どう見てもこの図からは(ア)の方が(ア)の右側部分より短く見えます。ですがこの問題の答え(ア)は45㎝です。

図形の問題においても、そのようなことがあります。見た目で判断すると、正しい答えを導けません。

見た目で判断するくせは、母の下手な図で慣れることでなくしていければいいかなと思っていました。

また、試験で図に補助線等を記入することで解決できない場合、ガン子が自分で図形を描かなくてはなりません。母よりもはるかにへたくそな図であることを知っていたのでまずはこれに慣れてもらって、自分で書けるようにしていければいいという思いもありました。

第5回 日能研全国公開模試結果

そんな朝のルーチンワークを日々こなしながら、相変わらず勉強時間の大半は算数、残りわずかな時間を理科と社会に割き、国語には依然として時間をとれないまま迎えた5回目の公開模試の結果です。

志望校選定模試ですから、ガン子が出した偏差値に対して日能研(のコンピューター!?)が学校を選定してくれました。なぜか神奈川県の学校ばかりなのですが…(苦笑)。

国語 偏差値52    算数 偏差値57

社会 偏差値54     理科 偏差値54

2科目偏差値 55     4科目偏差値 55

やっと来たのか!?この時が…。と思うほど前回の結果からジャンプアップしています。

すべての科目が偏差値50を超えました。算数は前回が下がっていたので約10くらい上がりました。先ほども書いた通り、子どもが受験する模試ですから偏差値5-10くらいの変動があることは分かっています。

でも、ガン子と母にとっては算数に割いてきた時間が少しずつ実を結んできているのではないかと実感することができた結果でした。

あまり手を付けられていない理科と社会についても第1回の偏差値36と比較すると、すぐ目の前の夏休みでもっと伸ばせるのではないかと大きな期待をしました。

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