【書評】有名中学に合格した子の親がやっていること

「有名中学に合格した子の親がやっていること」

著者: 吉田たかよし

著者

元NHKアナの医師というより,難関校を目指していない(目指せない汗)受験生の親にとっては、灘校→東大→東大院→・・・という経歴がまぶしい先生です。(キャラ的にはもともとちょっと苦手・・・)

中学受験は子ども3割・親7割

「中学受験は親が9割 / 西村則康」、「受験は母親が9割 / 佐藤亮子(佐藤ママ)」のようなキャッチ―で極端な割合よりは控えめな「中学受験は子ども3割・親7割」と述べています。

キモ

キモは、中学受験で親子とも成長するために親子で勉強することと、過去問に挑むことの重要性の2点のようです。

小5までと小6からの勉強の仕方や過去問の挑み方の違い、親も過去問を解く、子どもに親が教えてもらう、過去問の出題意図を読み取る、過去問を実生活の中から「実体験」する、などの内容が書かれています。また、一つの章を使って書かれている「吉田たかよし式 有名中学<科目別>攻略法」は、有名中学(有名中学の定義は?の疑問はさておいて・・・)を受験しなくても取り入れるべき内容だと思います。

私見

本書は新書で出版されていて、前述のとおり著者は塾講師ではありませんから、微に入り細に入りと言うよりアウトライン的に書かれていますが、親子で勉強することを筆頭に、すでに我が家で実行していたこともあり、個人的には納得できる内容でした。

(F)

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