中学受験生の親の常識!? PTA役員 子ども会役員 子どもへの影響

「中学受験生の親の常識!?」

当たり前

久しぶりの母による投稿です。

首都圏(首都圏でなくても)で中学受験を考えていらっしゃる家庭では、「小学校のPTA役員は低学年のうちに済ませておく」というのは常識なのでしょう。

6年間のうち、少なくとも1回は経験しなくてはならないPTA役員…。最近ではPTAに加入しないというご家庭もあるかと思いますが、特に加入しない理由も辞める理由もなかったのでPTA役員はいつかやるのだろうなぁと考えていました。

経験済み

実はガン子が1年生の時は、このブログのサブタイトルでもある「地方底辺公立小学校」ではなく、さらにもっともっとずっと地方(ベスト・オブ・地方!)にある別の小学校に通っていました。

その小学校はくじ引きで役員を決定するのですが、いつもはくじ運がまったくないガン子がこの時ばかりは見事に役員を引き当てて、そこで一度PTA役員は経験済みでした。転校した際に、またやるのかぁ…とは思っていましたが小学校5年の終わりまで何ごともなく過ごしていました。しかし、その電話は突然かかってくるのですね…(^^ゞ

ガン子が公立中高一貫校の受検を考え始めたのが小5の半ばだったので、もっと早く受検を決めていれば…、もっと早く役員をやっていれば…と後悔しましたが後の祭り…。快く(!?)引き受けることにしました。

魔の手

時をほぼ同じくしてかかってくる恐ろしい夜7時の電話…。18時以降我が家にかかってくる電話はロクなものがないことは経験則でわかっていましたが(^^ゞ、今度は子ども会の役員という…。前の小学校では子ども会がなかったので、まったく頭にありませんでした(不覚)。しかし、引っ越してきたこちらの地域では子ども会加入は必須なのです。

まず、小学校の運動会が地区(〇丁目、△丁目など)の自治会と子ども会と一緒に行われるのです。午前は小学校の運動会の種目、午後は自治会対抗の種目になります。なぜか「〇〇(地域の名前)音頭」という盆踊りまで種目に入っている始末。地区ごとに大きなテントや応援のための太鼓を持っていて、転校してきた初めの年は相当面喰いました。

子どもの出る種目が少なすぎる!!

午後のおじいさんおばあさんの玉入れや盆踊りよりも子どもたちの頑張る姿が見たいのに…(-_-;)。ベスト・オブ・地方!の小学校の運動会では、全員参加のラジオ体操も含めると、6種目子どもが出る種目がありました。転校先は、かつては小学校単独で運動会を開催していたそうですが、いつからか自治会と共催するようになったため、ラジオ体操を含めても2種目しかありませんでした(T_T)。

地域、地区、、、

運動会では、自治会ごとに子どもたちはテントに座ることになるので、子ども会に加入しないということはテントに入ることはできず、後ろの方にポツンとさびしげにシートを敷いたり、テントをたてたりすることになります。当然ながら、地区対抗リレーなど自治会対抗の種目には参加できず、午後はそれをただずっと眺めることになるのです。

子ども会に加入しないご家庭がまったくないわけではありませんが(1家庭しか知りません…)、子どもを人質にとられているようでほとんどの家庭が加入しています。子ども会を辞めたい…なんてご家庭があろうものなら、運動会をだしにして全力で引き留められます。

そんな理由もあって子ども会に入っていましたが、子ども会の役員は慣例として子どもが最高学年の時にやることになっていたので、PTAの役員とかぶってしまいました(泣)。

PTAより子ども会

PTAの役員は、広報を担当することになりました。例のごとく委員長が決まらずくじ引きになりましたが、こちらは私がくじを引いたので役職から外れることができました。が、広報は自分の子どもがいる学年の行事を取材することになるのでイベントの多い6年生はやや大変です。

しかし、問題はPTAよりも子ども会です。運動会の朝6時のテントの設営に始まり、弁当・飲み物の手配(これも驚いたのですが、こちらの小学校では運動会の弁当は子ども会が見学に来る地域の方の分もあらかじめ出欠を確認して仕出し屋に注文し、親も子どもたちも注文弁当を食べます(^^ゞ)、5月の運動会が終われば、夏休みのラジオ体操、プールの監視当番、夏祭りの準備、夏休みのレクの手配、どれもこれも弁当や景品の買い出しがあり、毎月の資源ごみの回収(子ども会の活動資金になる)、秋には敬老のイベントとしてなぜか子ども会主催で炊き出しを行います。新入生の勧誘&歓迎や卒業イベント、一年中走り回ります。

ガン子への影響

PTA役員の集まりは平日の午前中が中心だったのに対し、子ども会のイベントは主に土日か夏休みに集中します。役員は働いている方が多かったので日中の仕事の分担が多く、土日や夏休みなどの一日中勉強できる日はガン子のそばで勉強を見たかったのですが、仕方なく課題を与えるようにしていました。

やはり親の目がないと、まじめに取り組むタイプのガン子でも少しだらけてしまいます。もともと時間を上手に使うことができず、恐ろしくマイペースなため親がぴったりついて勉強しているので、課題を与えても「まだこれしか終わってないの!?」なんてことばかりでした。

受験1ヶ月前まで全力

どちらの役員も大変でしたが(特に子ども会…)、受験直前の1月にはPTAにしろ子ども会にしろ、皆さんに迷惑をかけてしまうことが分かっていたのでそれまでは絶対に欠席せず、むしろ積極的に全力で取り組みました!!

PTAは、働いていることなどを理由にほとんど出席しない方もいます。不公平だなと思わなくもありませんでしたが、小学校で休み時間に遊んでいる子どもを見ることができたり、普段話さないようなお母さん方といろいろな話(主に噂話ですね!)ができたりしてやって良かったと思っています。

そうは言っても受験を考えているご家庭なら、やはり子どもが低学年のうちに済ませておくのが絶対にお勧めです。

そんなの常識よ、ですよね(^^ゞ。

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