国語の「読解が甘い子」が激変する具体的な方法 – 言葉の森代表 中根克明 先生

 

時間がありあまる

今回の新型コロナウイルス感染症の流行による臨時休校で

子どもたちは時間をもてあまし、親は勉強が遅れてしまうと心配していたら、

いつの間にか春休みに突入してしまいました(汗)。

先月の東洋経済オンラインに『国語の「読解が甘い子」が激変する具体的な方法

という記事が載っていました。

言葉の森代表である中根克明先生の記事です。

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新型コロナウイルス狂騒曲

 

要請は強制!?

新型コロナウイルス感染症の急速な拡大が

全世界的に社会的、政治的にも深刻な問題になっていますが、

わが国では唐突とも言える安倍首相による休校要請により

全国の小中高校のほぼすべてが一斉休校になっています。

すでに小・中・高校生は2週間以上(3週間近く)が学校に行けず

さらに進学塾まで休塾(校)となったため

自宅を含めた地域社会で過ごしています。

首相ご本人は『あくまでも要請・・・』とおっしゃいますが

忖度社会では要請は強制として発動しますので・・・(汗)。

 

在宅で本領発揮!?

子どもがいる家庭では親子ともども慣れない生活を強いられ

中には卒業式、休みの予定などが吹き飛んでしまい、

ストレスはマックス!になっていることと思います。

こういう時に本領を発揮できる(⁉)のはインドア派の子どもで

一日中ゲームをして過ごしているのではないでしょうか?(笑)

同僚の中学生の子どもはのんびりゲームなどをして

何の苦痛もなく生活しているそうです。

勉強好き、読書好き、模型作り・工作好きのお子さんも

それぞれの時間を楽しんでいるかもしれませんね。

 

保育園は休園ではなく救援

保育園は休園していないところが多く、

ごく一部ですが一時的に「学童」も行ってくれる保育園も出てきて

まさに地域社会の「救いの手」になっています。

しかし、元気にもかかわらず休校のあおりで子どもが家にいるため

出勤することができない保育士さんがいると聞いています。

そうなると出勤している保育士さんへの負担が増加し

保育園はますますブラックな職場になってきてしまいますね。

 

共働き家庭の苦悩

共働きのご家庭では学校に行かない子どもをどうするか?

喫緊の課題になっています。

会社によっては在宅勤務に変更しているようですが、

父か母が年休を消化して対応している家庭も多いと思います。

実際、知り合いは1週間年休を消化していましたが、

祖父母に頼ることができない家庭では

年休を取れなかったらどうすればいいのか?

頭が痛いところです。

 

家庭での過ごしかた

たとえ規則正しい生活をある程度送れたとしても

学校がないと有り余る時間をどのように使うか?

各ご家庭で頭を悩ませているはずです。

もちろん、わが家の子どもはうまく時間を使えていません!(^^ゞ

そんな中で休校延長の知らせが!!

破壊力がありすぎてどうしようもありませんでした(T_T)

業を煮やした(⁉)進学塾は順次再開しておりますが、

受験生は苦手科目・分野を克服できるチャンスととらえて

スケジュールを組んで行動(勉強)することもできそうです。

 

子どもたちはどこへ?

行き場を失った多くの子どもたちは外に繰り出し

自宅近くの公園は幼稚園児から中学生まで

ビックリするくらいたくさんの子どもであふれています。

ディズニーランドを筆頭に遊園地はほぼ営業していませんし

カラオケもだめと言われていますし

行き場が少ない子どもたちはどこへ行くのか??

ひとつは敷居の低いショッピングモールのようです。

今、ショッピングモールは子どもたちでいっぱいです。

(ショッピングモール内のゲームセンターもしかりです)

 

こういう時こそ何をするか?何をすべきか?考える

ポジティブにとらえれば、今回の新型コロナウイルス感染症により

日々の生活のこと、勉強のこと、余暇のことなど

様々なことを家族でよく話し合う機会になったと思います。

特に新小6の2021年組のみなさんは

感染しないようにできるだけの予防策を取ったうえで

休校期間に何をするか、何をすべきか、自らの頭でよく考え、

大人と相談したうえで目標に向かって邁進してほしいと思います。

(F)