今回は…
『中学受験 進学レ~ダー』 2018年7&8月号
特集 ここが天王山! 中学受験 夏のリアル
なぜか今、中学受験 進学レ~ダー 2018年7&8月号
最新号、2018年9月号 vol.5がすでに発売されていますが…(^^ゞ
夏休みは終わってしまいましたが、前回、『小学6年生の夏休み』というテーマでブログをアップしました。この号の特集は「ここが天王山! 中学受験 夏のリアル」ですので、遅れついでに書評をアップさせていただきます。m(_ _)m
ここが天王山! 中学受験 夏のリアル
「ここが天王山! 中学受験 夏のリアル」とは、危機感を煽る、あるいは、不安を抱くようなタイトルですね。内容が気になるところです。編集者の意図どおりといったところでしょうか?苦笑
実際の内容は、「受験生の夏 あぶない!?思い込みチェック」にはじまり、「Part 1 この夏をどう過ごす?」、「Part 2 志望校選び、進んでる?」の2つのパートに分かれています。
「受験生の夏 あぶない!?思い込みチェック」は、思い込みへの戒めのつもりなのでしょうが、正直なところ共感できませんでした。
「Part 1 この夏をどう過ごす?」は、通塾、夏期講習受講が前提のお話なので、例によって通塾していない我が家とはいまひとつフィットしない内容でしたが、通塾して夏期講習を受講しているお子さんにとって気を付けるべき点が紹介されていると思いました。
「Part 2 志望校選び、進んでる?」は、考えるところが多かった内容です。地方在住の首都圏中学受験生とその家族は、距離的、時間的、金銭的に簡単には学校訪問ができません。当然、首都圏の学校をすべて知っているわけではないので、偏差値表とも相談しながら、学校をピックアップして、その学校のホームページなどで情報収集し、まとまって話を聞くことができる合同相談会やその学校の学校説明会などを利用して最終的に志望校を選択する形になると思います。
実際、訪問する前は好印象であった学校が訪問後に志望校から外れ、あまり良い印象を持っていなかった学校が志望校に急浮上することもあったので、やはり学校を訪問することは重要だと思います。特に文化祭やオープンキャンパスのように生徒の素が出やすく、先生との距離感がわかりやすい行事に顔を出すことを個人的にはオススメします。
また、親と子で意見が分かれる学校もありましたから、そのような学校に関しては子どもの意見をよく聞いて、志望校に入れるか否かを判断する必要があります。
私立中高一貫校レポート
「私立中学一貫校レポート」は麻布中高です。
言わずと知れた「御三家」の有名難関校ですね。男子校なので当然ながらガン子とは無縁ですが、私自身が学生の自治にゆだねられている部分が大きかった学校を卒業しているので、麻布中高のような校則がない自由な校風には惹かれます。
記事を読んだら、「ああ、ホント良い学校そうだなぁ」と感じました。麻布中高以外でも私学は建学の精神を大切にしている学校が多いので、その学校の建学の精神に共感できたら、是非ともその学校で子どもを学ばせたくなりますね。
ガン子は基本的に女子校志望ですが、女子にもこのような自由な校風の学校がないのか調べてみましたが、女子校は男子校ほど「自由」や「自治」を前面に押し出してアピールする学校はないようです(まったくないわけではありませんが…)。
とはいえ、親の思いと子どもの思いが違うのは世の常。ガン子はどちらかというと自由だと何をしていいのかわからなくなるタイプですから、志望校の最終決定権はガン子に渡すことにしています。
寮のある私学に行こう!
(ガン子と無関係な個人的な関心 その1)
「寮のある私学に行こう!」は、見開き2ページ、4ページしかないの記事ですが、じっくり読んでしまいました。
話は受験とは変わりますが、英国のパブリックスクールのような全寮制の学校で、道徳的な人格形成も含めて教育を受けることは子どもにとって良い選択になるのではないかと思っています。実情を良くわかっていないにもかかわらずですが…(^^ゞ
日本には英国のパブリックスクールと交流している学校がありますが、それらの学校の実情はどうなのでしょうね?
ところで、子供の成長(当然肉体的な意味ではありません)をうながす考え方のひとつに、早い時期の親離れ、親の立場からですと早い時期での子離れがあります。
以前、たまたまお話をさせていただいた地方(地元)の塾の塾長先生が、自身のお子さまを「大部屋」の寮が特徴の函館ラサール中高に入学させたいとおっしゃっていたのがずっと頭に残っています。おそらく進学実績以外の何かをそこに見ていたのだと思います。
そうはいっても進学実績!
とおっしゃる方々に衝撃だったのは、今年富山の片山学園から東大理Ⅲに現役合格が2名出たことではないでしょうか?学校によっては寮生より通学生の方が進路実績が高い学校もありますから、寮がある学校がすべて良いとは簡単に言えませんが、寮生を熱心に指導してくれる学校ならば、少なくても学力面に関しては子どもを大きく伸ばしてくれる可能性があるかもしれませんね。
校舎散歩
(ガン子と無関係な個人的な関心 その2)
「校舎散歩」は、片塩広子さんのやわらかいタッチのイラストが好きなので、『中学受験 進学レーダー』でお気に入りのコーナーです。今回は、お茶の水女子大学付属中学校でした。
悠仁さまが同付属小学校に通学されているので、小学校は共学と知っていましたが、中学までは共学校なのですね。幼稚園から大学までが学べる広大なキャンパスは魅力的に感じました。
今回は特集記事そっちのけで他の記事中心の紹介になってしまいましたが、次は時機を逸せずに最新号のレビューをしましょうか…(^^ゞ
(F)