「プレジデント Family 2018 春号 受験激変!わが子はどうする?」
受験激変!これからどうなるのか?子どもを持つ親なら気になるところです。個人的に注目した記事の感想を書きます。
特集「受験激変!」わが子はどうする?
一番気になる特集では…、これからの「学力」と綺麗な図を見せられても机上の空論感が否めません。(「これまで」と対比して)これから社会で求められるのはこんな子と数項目を上げられても、それなら教育改革の前にまず社会自体の改革が必要と思ってしまいます。社会が変わらない限り、社会で求められる子が変わるとは思えないからです。もちろん、教育改革を全否定しているわけではなく、例えば、自分の経験から日本の英語教育は間違いなく失敗だと思いますから(汗)、改革していく考えは正しいと思います。しかし、教育改革の中で営利企業のビジネス臭が強くしてくることには違和感を覚えます(杞憂かも知れませんが…)。思想信条的に両極端な人たちだけが表舞台でガヤガヤして、多様性を認めないような風潮がある時代に教育改革が行われることに関して、親としては先手を打って変な方向に進むより、注視し、きちんと評価して速やかに適切な対応がとれるように心の準備をしておく方が得策と考えています。
お値打ち「大学付属校」
私自身は大学付属校志向はありませんが、昨今の人気から考えると注目度が高い記事ではないでしょうか?今後しばらくは内部進学型の人気が高く、進学校型は苦戦するようになるかもしれませんね。
21世紀型学力が身につく学校選び 本当にお得な中高一貫校64校
学校が変わってきて、学校選びも変わってきている中で3人の識者(1人は書評に書かせていただいた小川大介先生)が選んだ「21世紀型学力」が身に付く学校64校が紹介されていますが、ガン子の受験した学校は1校も含まれていませんでした(苦笑)。誰もが認める難関・上位校は別にして、紹介されている学校の今後に注目ですね。お手並み拝見といったところでしょうか?
私見
いつ読んでもある一定の層というか、特殊な層というか、ある種の親御さん向けの感じがしてしまうところは編集としては成功なのですかね?f^_^;)
(F)