《閑話休題》 鳥居りんこさんの講演で思わず吹き出す

鳥居りんこさんの講演で思わず吹き出す - 2018年度神奈川南部私立中学フェスタ

鳥居りんこさんとは?

鳥居りんこさんは、ご子息(長男)の中学受験の体験を、『偏差値30からの中学受験合格記―泣いて、落ち込んで、最後に笑った母と子の500日』を始め、『偏差値30からの中学受験』シリーズ(学研)として出版されている方です。

ご子息は、念願かなって神奈川県の有名私立中学(Z子K成,ご本人が公言しています)に合格して、その後、鳥居さんは教育・子育てアドバイザー(中学受験応援団!?)としてご活躍中です。HP「湘南オバちゃんクラブ」(お引越前は「湘南オバさんクラブ」)を開設しています。

『偏差値30からの中学受験合格記』

受験生の親業界(そういうものがあるのかな?(^^ゞ)では、偏差値30や偏差値40からの合格というのはキラーコンテンツと言ってもよく、(F)も【書評】で一部紹介しているように、似たようなタイトルの本がたくさん出版されています。それだけ深刻な状況に陥っている親がたくさんいて、商売になるということですね。

鳥居さんの『偏差値30からの中学受験合格記―泣いて、落ち込んで、最後に笑った母と子の500日』は、2003年の出版で現在は絶版になっていて、ご長男は大学も卒業して28歳になっているそうですから、「偏差値〇〇~」界隈ではパイオニアと呼べる存在だと思います。

合格した学校を知ったうえでタイトルだけを見ると、単純に「スゴイ!」「どんな裏ワザを使うとあんないい学校に合格できるの?」と少女マンガの主人公のように目を輝かせたくなりますが、少し注意が必要なのは間違いないようです。

りんこさんのご子息は小学5年生後半に中学受験の大手塾N能研に入塾して、その時の偏差値が30だったようですが、そこから偏差値が急上昇して、6年生に進級する頃には偏差値50前後になっているからです。ご子息は涙あり笑いありのドタバタの中で、新しい知識をどんどん頭に詰め込んで急速に成績を上げているのです。

そうです!ご子息は優秀で「こちら側」の人間じゃないと…(-_-;)。ですから、『偏差値30からの中学受験合格記』は、受験生を抱えた家庭でのドタバタを読んで、自分の経験と比較しながら泣いたり笑ったりして楽しむものだと思っています。

鳥居りんこさんの講演を聞いてきた!

合同説明会の開催予定表を見ていて、たまたま「2018年度 神奈川南部 私立中学フェスタ」 第一弾 春 の特別講演に鳥居りんこさんの名前を見つけ、ぜひ講演をお聞きしたいと思い、ちょっと遠かったですが行ってきました。会場は横浜銀行本店のビル内で、桜木町駅からは近かったので助かりました(「神奈川私立中学相談会 2018」は遠かった…汗)。会場に着くと、すぐに受付があり、とっておきの資料をいただきました!(↓↓↓)

参加している29校のうち19校しかまとめることができなかったとおっしゃっていましたが、独自の母親(オバちゃん!?)視点から非常に多くの項目で参加校を比較して、偏差値だけではなく、本人>家族にとって本当にいい学校とは?という問いを投げかけられたように感じました。

お話は多岐にわたり、ちょっとまとまりに欠ける反面、少しでも多くのことを伝えたいという気持ちが伝わってきました。お話の中で具体例として出てくる「深海魚」の子どもたちが、将来の自分の子どもを見ているようで少し複雑な気持ちにもなりましたが(^^ゞ、思わず吹き出してしまうお話もありました。

鳥居さんは、神奈川の学校に対して特別な思い入れがあるそうですので、特に神奈川の学校説明会で鳥居さんの名前を見つけたら、おもしろい話が聞けるかも知れませんね。

次はいずこへ

今のところ、なぜかガン子の受験の時には参加をまったく考えなかった神奈川の相談会との縁がありますが、また、東京の大規模相談会をのぞいてみましょうか…。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です